サランセンターの理念

生まれ育った家庭や環境でその後の人生が左右されない社会の実現

こどもたちが真剣に自分の将来について考えたとき、生まれ育った環境によってすでにその可能性が失われていてはならない。

子どもの可能性を育むのは、家族や学校など子どもを取り巻く環境です。いろいろな習い事を習わせたり、様々な場所に連れて行ったり、豊富な体験をさせたり、また、努力することの大切さ、勉強の面白さ、人としての優しさを教えたり、子どもの頃の経験は、大人になる過程で心身の成長にさまざまな影響を及ぼし、また子ども自身の可能性を広げる事にもつながります。
しかしそれらの貴重な経験は、家庭・経済状況・地域などが要因となりすべての子どもが手にできるものではなく、子どもを取り巻く環境がそれを許さないならば、誰かが子どもの可能性を育て、守っていくことが必要です。
子ども達が成長するいつかその日まで、その可能性を守り通す。それが私たちサランセンターの望むものです。